昨今、CX(顧客体験)改善を目的に、デジタルマーケティングの川上から川下までの改善を見据え、CRMの戦略立案からMAツール(※2)の運用までを行う企業様は増えています。それに伴い、CRMの戦略をどう立てたらいいのかわからない、戦略を立てただけで施策の設計や実行が伴っていない、MAツールを導入しただけで活用ができていない、といったお悩みを抱えるご担当者様からご相談いただくケースが増えています。これらのお悩みの背景には、CRMの戦略立案から施策の設計・実行に向けたデータを分析できる人的リソースの確保、そして適切なツールの導入・運用といった一連の取り組みが、分断されているという要因があります。
本ウェビナーでは、20年以上にわたりデジタルマーケティングを支援してきたデジタルホールディングスグループにおいて、現在ではマーケティングDXを支援するデジタルシフト社 CRMコンサルタントの清水 啓介と、株式会社ダイレクト・ホールディングス プロデューサーの遠藤 俊介氏が登壇し、オフラインとオンラインの両面からCRMを改善するための考え方を具体事例とともに紹介いたします。
第1章では、清水からデジタルマーケティング戦略の立案から実行の潮流として、弊社のCRMの戦略立案の考え方をもとに、どのように今後CRM活動に取り組むのかを解説いたします。
第2章では、遠藤氏からCRM=「顧客との良好な関係構築で、収益最大化につなげる」という視点から、三つのタイプのCRM戦略の方向性とロイヤリティ強化につながる関係構築プロセスのポイントについて説明いたします。
※2 MA(マーケティングオートメーション)
マーケティング活動を仕組み化すること。また、そのために使用されるツールのこと。