人々の価値観や行動は多様化し、顧客は個々の価値観や基準に基づき商品やブランドを選択しています。また、予測困難な外部環境変化が立て続けに起こる時代の中で、企業は常に市場や顧客の変化を予測・理解し、適切な打ち手を講じることが求められています。さらにGDPR(EU一般データ保護規則)(※1)の施行により、企業は顧客のプライバシーを守るため、「データは顧客個人のものである」という思想のもと、顧客データの取り扱いに細心の注意を払いながら、適切なマーケティング活動を行う必要があります。
このような背景から「データを正しく活用して顧客を理解し、顧客にとって望ましい体験を提供すること」は企業にとって必要不可欠であり、CDP(※2)などのデータ環境を活用したマーケティング活動が進んでいます。しかし、このデータデータ環境を構築し、活用することで、顧客体験に還元できている企業はほんの僅かです。
本ウェビナーでは、マーケティングやデジタルの領域において多くの企業を支援してきたデジタルホールディングスグループで、25年以上のデジタルマーケティングのノウハウを持ち(※3)、マーケティングのDXを支援しているデジタルシフト社が、これまでの実績を基にデータ環境構築の考え方や事例を紹介いたします。顧客体験の向上・改善のためのデジタルマーケティング活動はもちろん、活動を行うために重要となるデータ環境の構築についても具体例を挙げながら、デジタルマーケティングやデータ構築の専任担当者が説明いたします。また、本年3月に提供を開始した「CX BASE™(シーエックスベース)」についても紹介いたします。このサービスは、CX(顧客体験)改善の第一歩を、データ統合+データ可視化で実現する、データ環境構築パッケージサービスです。各システムに散在しているデータを統合、可視化することで、大切な顧客データをCXの改善に還元することを目的に、デジタルシフト社が Google CloudTM を利用して開発したものです。
また、本ウェビナーにはグーグル・クラウド・ジャパン合同会社で Google Cloud 導入支援を推進するシニア・アカウント・エグゼクティブをお招きし、グーグル・クラウド・ジャパン合同会社が考える最新のデータ環境に関するトレンドや今後の課題についてお話いただきます。